転職を考えたらM3キャリア
子供のころからの夢だったお医者さん。
受験戦争を勝ち抜いて、ようやく医者になって数年が経ち、周りからは「先生」と呼ばれたりしますが…
「今日は〇〇でバイト、外来だわ~」
「へ~、僕は〇〇社の健康診断にいくよ」
仲間内ではアルバイトに行くのが当たり前なんです。
こう話すのは、都内の病院に勤務するMさん(29歳)
彼が医者を目指したのは子供のころにみたドラマの影響だそうで、「あのころ夢見た本当のお医者さんになるために、転職しようと思うんです」と真剣な表情で相談してきました。
相談では転職することを前提に、彼のアルバイト仲間はほとんど登録しているという医師専門の転職サポート会社についての話がほとんどでした。
「
エムスリーキャリアエージェントってところにお願いしたいんですが、知ってますか?」
お医者様には有名なようですが、医療関係者でない私は話をしながらスマホでググりました。
「医者になっても、いろいろ悩みがあるんですよ。でもね、神様は乗り越えられる試練しか与えないんです」
彼は笑いながら、夢のお医者さんと現状のギャップについて話してくれました。
そして最後に、このギャップを埋めてくれるのが「
エムスリーキャリアエージェント」だと熱弁したのです。
すべてのバランスを調整
「転職」に良いイメージを持っていない医療業界でしたが、最近はお医者様の転職も増えているようです。
その理由は様々ですが、代表的な希望はこちらの3つです。
- 年収を増やしたい
- 労働負担を軽減させたい
- 将来に備えたい
これらの3つは社会人であれば誰でも持っている悩みかもしれませんが、お医者さんも同じように悩んでいるんです。
「でも給与いいでしょ?」
このように思われるかもしれませんが、お医者様の労働状況を知れば高給であることも納得します。
医師の道に進める人材は一握り、しかもその仕事は完全な結果主義という厳しい世界。
自分で決めた医療方針からすべてが決まり、「命」の責任を独りで背負います。
また、これは日本の課題と連動していることですが、現在は医師不足が深刻です。
医師が不足することで「一人への労働負担が大きい」という状況があります。
アルバイトはそういった現状からきており、人手不足を補う役割もあるのです。
もちろん、そういったアルバイトも高時給にはなりますが、そうであっても個人の負担は大きいのです。
このように、責任が重くストレスがたまり、労働負担も大きいことが「当たり前」になっているのが医師の現状です。
ハッキリ言って、医師の「働き方改革」はほとんど進んでいません。
こういった背景にあるのは、
「そこに自分たちを必要としている患者さんがいるから」
という、お医者様の使命感です。
責任あるお仕事です。
仕事というよりも使命(やりがい)として患者さんと向き合っていらっしゃるんですね。
だからこそ、転職をするなら
やりがいも、
働き方も、
給料も、
すべてをバランスよく底上げしたいものです。
どうも「
エムスリーキャリアエージェント」は、そういった調整力にも優れているようです。
生き方から考える転職
先の都内で病院に勤務する彼(Mさん)の話に戻りますが、
彼が理想としている本当のお医者様はまさに、「そこに自分を必要としている患者さんがいるからどこへでも行く」だそうです。
そこから考えたときに、「
エムスリーキャリアエージェント」のネットワークとサポートが必要ということでした。
エムスリーキャリアエージェントは、医療ビジネスを展開する東証一部上場の2社からなる合弁会社です。
それらの会社が持つお医者様に向けた「メディア」や「人材紹介」で得たノウハウを生かし、これまで多くの転職を支援しています。
これらの実績は数値としても現れています。
- 登録実績は、8年連続1位(2020年2月現在)
- 年間の利用者数は、1万人以上
- 会員数は、およそ28万人にもなります
※その他の詳細は下記へ
こういったエムスリーキャリアエージェントの魅力を伝えた彼は、数か月後には転職の道へ進みました。
彼には将来を約束した彼女もおり、幸か不幸か次男なので都内の実家を守る必要もありません。
そんな彼が選んだのは「彼女と一緒に地方の病院(高知県)へいきます」というものでした。

※写真は高知県室戸岬
「本当は離島の方が必要としてくれる人がいると思うんですが、家族が増えることを考えたらここかなって」
しっかり将来の家族のことも考えるあたりがしたたかで、最後までマイペースな彼でした。
働き方、やりがい、もちろんお給料についてもよくよく考えた結果なんでしょうね。
自分がこの先の人生を「どうありたいか」から考えた転職ですから、きっと納得でしょう。
ちなみに気になったので地方と都会での収入の違いを調べたんですが、驚きの結果でした。
※彼はやはり相当したたかで、そしてやり手でした。
都道府県での格差
調べた結果をみると、お医者様の年収は都会よりも地方の方が高い傾向にあるようです。
通常の職業は大企業や有名企業にいたるまで東京に拠点を置きますから、その周辺に住むビジネスマンの方が年収は高いものです。
ですが、お医者様の場合は人材確保の難しい地方こそ給与が高い傾向があります。
患者数に対して医者の数が不足しているため、
「高い賃金を出してでも来て欲しい」
というのが地方病院の実情のようです。
東京や大阪といった都会では病院の数、医師の数が多いので収入や条件を抑えても働く人がいるのが現状なんですね。
年収差はおよそ「800万」
都道府県別で平均年収が高いトップ3は以下の通りです。
| 順 位 | 都道府県 | 平均年収 |
| 1 位 | 宮城県 | 1,793万 |
| 2 位 | 岩手県 | 1,773万 |
| 3 位 | 青森県 | 1,715万 |
※国税庁発表(平成29年分)「民間給与実態統計調査」より(単位は円)
むむ、下記に年齢別の年収表を記載していますが、
上位3県は年齢平均でいうところの「50歳~54歳(年収:1774.8万円)」、一番稼いでる世代の年収を越えていますよ!?
ちなみに4位以降は、高知、埼玉、茨城と続きます。
※Mさん、そういえば「サーフィンが趣味なんです」って言ってましたね。
東京都は40位で約1,015万円が平均年収です。
なんと1位の宮城県とは、
約800万円もの差があるんです!!
それでも、地方は慢性的な医師不足となっています。
やはり生活環境などは都会がいいんでしょうか。
※余談ですが、歯医者さんの平均年収が800万切る感じです。差額でこれって…。
「地方で働くデメリット」
- 都会を経験すると、地方での田舎暮らしは大変なのかな?
- と、そんな単純なものではなくリアルな問題があります。
- それは、
- 医者が少ないため一人当たりが抱える患者数が多い=仕事量が多い
- 様々な症例に対応するため、求められる知識や技術が高い
といった問題です。
明らかな事実として、地方の病院で働くほうが収入は増えるようですが、地方に行くと上記のような問題もあるということですね。
これらを踏まえて、
仕事量が多いことを「必要とされている」といった、やりがいと捉えられるか。
求められる知識や技術が高いことを「成長できる」と捉えることができるか。
地方に行くには給与面だけでなく、
そういった「あり方」のほうが大切かもしれませんね。
知ってる?「お医者様の懐事情」
詳しい人は詳しいですが、
知らない人は全く知らない、
お医者様の平均年収や月収。
あなたはどこに当てはまっていますか??
平成29年厚生労働省調べでは、勤務医師の平均年収は1696万円、月収106万円でした。
| 年 齢 | 年 収 | 月額給与 | ボーナス |
|---|---|---|---|
| 20~24 | 843.0万 | 53万 | 210.8万 |
| 25~29 | 1050.1万 | 66万 | 262.5万 |
| 30~34 | 1153.6万 | 72万 | 288.4万 |
| 35~39 | 1316.3万 | 82万 | 329.1万 |
| 40~44 | 1479.0万 | 92万 | 369.8万 |
| 45~49 | 1656.5万 | 104万 | 414.1万 |
| 50~54 | 1774.8万 | 111万 | 443.7万 |
| 55~59 | 1700.9万 | 106万 | 425.2万 |
| 60~64 | 1198.0万 | 75万 | 299.5万 |
※こちらの資料は一例で、年齢と平均年収から割り出した金額になっています(単位は円)。※ボーナスは年2回、4ヶ月分とし算出したものです。
当然役職でも年収は変わってきます。
将来設計、大切ですね。
| 役 職 | 年 収 | 月額給与 |
|---|---|---|
| 病院長 院長 | 2848万 | 166.4万 |
| 副院長 | 2480万 | 155万 |
| 各科部長 医科長 | 1922.7万 | 120.2万 |
| 副部長 副医長 | 1774.8万 | 110.9万 |
| 医師・医員 | 1479.0万 | 92.4万 |
※人事院の資料「民間給与の実態」より(単位は円)※病院ごとに役職名称が違うことがあるため、同レベルの役職にしています。
選ばれるのには「理由」があります。
どうやら地方(高知県)にいった彼の判断は数値に裏付けされていたようです。
ですが、これを実際にキャリアアップに繋げられたのは、きっとエムスリーキャリアエージェントの助けがあったからでしょう。
医療業界の大手2社からなるエムスリーキャリアエージェントだからこその圧倒的な情報量
優秀なコンサルタントたちとのヒアリングから、自分に合った条件を引き出す交渉力
業界に特化した経験から、入職後に起こりうるトラブルを未然に防ぐ調整力
※こちらの会社ではコンサルタント全員が医療経営士の資格取得が義務づけられています。
その結果、
「年収の向上」を希望したお医者様の、実に88.7%が年収アップに成功!
しかも、「年収の向上」を希望したお医者様は、転職することで年収の20%アップを実現しているんです!!
これは利用された方の満足度が96.1%と高い数値になるのも分かります。
高知県にいった彼のように、地方に行く必要はないと思いますが、自分の人生観からいまの現状を変えることは、意外と容易に出来るということです。また日本の現状をみていると、お医者様が「本当に必要とされる場所」はまだまだ沢山あるということです。
こちらの「
エムスリーキャリアエージェント」では、無料の会員登録をすることで、より充実した情報が得られます。
これを機会に是非「未来のビジョン」から人生に素晴らしい変化を創りだしてはいかがでしょうか。
【無料登録はコチラから】
利用者様の声
東京都 30代後半 男性:一般内科
■ 勤務条件:週5日、当直あり→週4.5日、当直なし
■ 転職相談開始時期:就任6カ月前~
- 関東への転居に伴い、家族と過ごせる時間を大切にできる職場を探していました。
- 地方の大学医局の関連病院で10年以上勤務していましたが、妻と相談して、「子供が大きくなる前に関東へ転居をしよう」と考え、初めての転職で不安を抱えながらもエムスリーキャリアさんにご相談しました。
問い合わせ後、東京へ行く機会があったので、担当の方とお会いし、その場で希望に添った病院の募集案件をしていくつか提示して頂きました。
その際、病院の雰囲気、実際に働いている先生の働き方、夜間や週末のオンコール対応などについても具体的に教えて頂き、医師のQOLを大切にしている病院だということがよく理解できました。 現在の職場は、休みの日もオンコール対応や呼び出しが多く、落ち着いて家族と旅行に行く時間もありませんでした。
病院周辺の住環境、教育環境、交通の便などについても、情報収集をしてくれて、色々と教えてくれたので、転居を考える上でも大変参考になりました。色々と有難うございました。
東京都 30代 男性:一般内科
- エムスリーキャリアからのメールマガジンに自分にぴったりの案件を発見!
- 以前非常勤の案件にてお世話になったエムスリーキャリアさんからのメールマガジンをこまめに確認していたところ、自分の都合に合う求人を発見。
問い合わせたところ、午前中の診療後に間に合う距離と時間が気に入って即決しました。
いつもフレッシュな情報を配信してくれるエムスリーキャリアさんに感謝しています。
これらの利用者様の声は「
エムスリーキャリアエージェント」HPより引用させていただいております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【追伸】その後Mさんから「こっちに来たらお父さん、お母さん世代の患者さんから『誰かいい子いない??』ってお見合い話が凄いんですよ」と相談がありました。地方ではなかなか出逢いがない様子です(これを私に相談してもなんともできませんが)。